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中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

8章 標本調査 ── みんなが間違える 3 つの誤答

中3数学(数学)の「8章 標本調査」で、中学生がよく間違える誤答を 3 パターンにまとめました。なぜ間違えるか・どう直すかをセットで整理しているので、テスト前の見直しや、つまずいた時の戻り口に使えます。

この章で間違えやすい 3 パターン

誤答パターン 1
  • ❌ よくある誤答:標本60個のうち不良品が3個だったので、母集団1200個の中の不良品も3個と答えてしまう
  • 💡 ここがちがう:標本の割合をそのまま母集団の個数として使ってしまっており、割合を母集団全体に当てはめて拡大する計算が抜けている
  • ✅ 正しい理解:標本の割合(60個中3個)を母集団の個数(1200個)に当てはめて比例で計算する(1200×3/60=60個)
誤答パターン 2
  • ❌ よくある誤答:駅前で通行人に大勢聞けば、人数が多いから正確な調査になると考えてしまう
  • 💡 ここがちがう:駅にいるのは主に電車で通勤・通学する人なので、聞く人数を増やしても特定の生活スタイルの人に偏ったままで、無作為な標本にはならない
  • ✅ 正しい理解:標本の代表性を高めるには、人数を増やすことよりも、母集団全体から偏りなく無作為に選ぶことが重要
誤答パターン 3
  • ❌ よくある誤答:池の魚を10匹捕まえて印をつけ、再捕獲した250匹中に印つきが10匹いたとき、印をつけた数と再捕獲数の対応をまちがえて計算してしまう
  • 💡 ここがちがう:捕獲再捕獲法では「印つきの割合は、母集団でも再捕獲でも同じ」という比例式(印をつけた数:母集団の総数=再捕獲した中の印つき数:再捕獲数)を正しい対応で立てる必要がある
  • ✅ 正しい理解:捕獲再捕獲法では、印をつけた数と母集団の総数の比が、再捕獲した中の印つき数と再捕獲数の比に等しくなるように比例式を立てて、母集団の総数を推定する

なぜ間違えやすいのか

計算手順・条件判定・記号の意味のどこかを、前の単元の知識と結び付けられていない。

自分でチェック ── 診断問い

この章の核を1問で確認

Q. 8章 標本調査では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?

やってみよう:8章 標本調査について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。

つまずいたらここに戻ろう

この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。

もっとくわしく

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3数学)
  • 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-06-26