遺伝とメンデルの法則 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:顕性・潜性と用語の定義を問う
📝 典型的な出題例:丸い種子(純系)としわのある種子(純系)を交配したところ、子(F₁)はすべて丸い種子になった。このとき、丸としわのどちらが顕性形質か。また、顕性形質とはどのような形質か簡単に答えなさい。
✅ 答え方のコツ:まず純系どうしの子(F₁)に現れた方が顕性と覚えます。①親が違う遺伝子をもつ純系であることを確認、②子に現れた形質を答える、③定義は「対立する遺伝子が組み合わさったとき子に現れる方の形質」と書くのが基本です。「優れている」という意味ではない点も意識しましょう。
🔑 押さえる用語:顕性形質, 潜性形質, 対立形質, 純系
⚠️ ありがちなミス:顕性を「優れた形質」、潜性を「劣った形質」と説明してしまう。2017年から用語が変更された理由(誤解を避けるため)まで意識する。
パターン2:組合せ表でF₂の比を求める
📝 典型的な出題例:F₁(Aa)どうしを交配して得られたF₂の遺伝子型と表現型の比をそれぞれ答えなさい。エンドウの種子の形について考えるものとする。
✅ 答え方のコツ:①Aaの生殖細胞はAとaがそれぞれ半分ずつと書き出す、②組合せ表に AA・Aa・Aa・aa を埋める、③遺伝子型の比はAA:Aa:aa=1:2:1、④表現型はAAとAaが同じ「丸」なので丸:しわ=3:1とまとめます。表を書いてから比を出すのがコツです。
🔑 押さえる用語:遺伝子型, 表現型, F₁, F₂
⚠️ ありがちなミス:遺伝子型の比(1:2:1)と表現型の比(3:1)を混同して答える。Aaも見た目は「丸」になる点を忘れないこと。
パターン3:F₂の個数を計算で求める
📝 典型的な出題例:F₁(Aa)どうしの交配で得られたF₂が全部で800粒あった。このうち、しわのある種子はおよそ何粒と考えられるか答えなさい。
✅ 答え方のコツ:①表現型の比は丸:しわ=3:1と確認、②しわは全体の1/4になることを書く、③800×1/4=200粒と計算します。答案では「3:1の比はあくまで予想」と一言添えると、ぴったりにならない理由まで答えたことになります。
🔑 押さえる用語:3:1の比, 確率, 大数の法則
⚠️ ありがちなミス:1/4ではなく1/3で計算してしまう。比3:1は「全体を4等分した3と1」である点を式の前に確認する。
パターン4:分離の法則と減数分裂のつながりを問う
📝 典型的な出題例:F₂で表現型が3:1の比になるのはなぜか。「減数分裂」「生殖細胞」「受精」の語を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①減数分裂で対になった遺伝子が分かれ、生殖細胞には片方だけが入る、②受精で両親由来の遺伝子が1つずつ組み合わさる、③その確率が遺伝子型で1:2:1、顕性・潜性の関係から表現型は3:1になる、の順で書きます。分離の法則を必ず入れると得点が安定します。
🔑 押さえる用語:分離の法則, 減数分裂, 生殖細胞, 受精
⚠️ ありがちなミス:「Aaも丸になるから」とだけ書いて、減数分裂で遺伝子が1個ずつ分かれることに触れず説明が浅くなる。
パターン5:応用交配(Aa×aaなど)の比を問う
📝 典型的な出題例:丸い種子の雑種(Aa)としわのある種子(aa)を交配したとき、できる子の遺伝子型と表現型の比を答えなさい。
✅ 答え方のコツ:①Aaの生殖細胞はAとa、aaはaだけと書く、②組合せはAa(A×a)とaa(a×a)、③遺伝子型はAa:aa=1:1、④表現型は丸:しわ=1:1とまとめます。「純系×純系」「雑種×雑種」「雑種×潜性ホモ」の3パターンを区別して練習しておくと安心です。
🔑 押さえる用語:雑種, 純系, Aa, aa
⚠️ ありがちなミス:Aa×aaなのに3:1と答えてしまう。3:1になるのは「Aa×Aa」のときだけ、と組合せごとに整理しておく。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は、「純系どうし→F₁はすべて雑種(Aa)」「Aa×Aaで表現型3:1」「分離の法則=減数分裂で1個ずつ分かれる」の3点をセットで言えるか確認しましょう。組合せ表を1度自力で書ければ、計算問題も記述問題も同じ流れで解けます。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
