三権の役割と構成
| 項目 | 国会(立法) | 内閣(行政) | 裁判所(司法) |
|---|---|---|---|
| 持つ権力 | 立法権 | 行政権 | 司法権 |
| 役割 | 法律を作る | 法律を実行する | 法律に基づいて裁く |
| 構成 | 衆議院465人・参議院248人の二院制 | 内閣総理大臣と国務大臣 | 最高裁判所と下級裁判所 |
| 憲法上の地位・特徴 | 国権の最高機関・唯一の立法機関(憲法41条) | 国会の信任に基づく議院内閣制 | 司法権の独立(裁判官の身分保障) |
| おもな仕事 | 法律の制定・予算の議決・条約の承認・首相の指名 | 法律の執行・外交・予算の作成・政令の制定 | 裁判(三審制)・違憲審査 |
| トップの選ばれ方 | 議員は国民の選挙で選ばれる | 首相は国会が指名、天皇が任命 | 最高裁長官は内閣が指名、天皇が任命 |
三権が互いに抑制し合う関係(矢印の向きに注意)
| 向き | できること |
|---|---|
| 国会 → 内閣 | 内閣総理大臣の指名、内閣不信任決議 |
| 内閣 → 国会 | 衆議院の解散 |
| 国会 → 裁判所 | 弾劾(だんがい)裁判(裁判官の罷免) |
| 裁判所 → 国会 | 違憲審査(法律が憲法に違反していないか) |
| 内閣 → 裁判所 | 最高裁判所裁判官の任命(長官は指名) |
| 裁判所 → 内閣 | 違憲審査(行政の処分が違憲でないか) |
国民と三権のつながり
| 対象 | 国民の関わり方 |
|---|---|
| 国会 | 選挙で国会議員を選ぶ |
| 内閣 | 世論で支持・不支持を示す |
| 裁判所 | 最高裁判所裁判官の国民審査、裁判員制度 |
衆議院と参議院のちがい
| 項目 | 衆議院 | 参議院 |
|---|---|---|
| 議員数 | 465人 | 248人 |
| 任期 | 4年 | 6年 |
| 解散 | あり | なし |
| 被選挙権 | 25歳以上 | 30歳以上 |
覚え方・ポイント
- 対応の覚え方:立法=国会(作る)、行政=内閣(実行する)、司法=裁判所(裁く)。三角形の図に国会・内閣・裁判所を置き、真ん中に国民を描いて矢印を書き込む練習をすると、テストの作図問題に強くなります。
- 「国権の最高機関」は国会が何でもできるという意味ではありません。裁判所の違憲審査などのチェックを受けます。「最も民主的な機関」という意味だと理解しましょう。
- 内閣不信任決議が可決されると、内閣は10日以内に総辞職するか、衆議院を解散して総選挙を行います。攻撃された側が反撃できるのが「抑制と均衡」のポイントです。
- 三権分立を提唱したのは18世紀フランスの思想家モンテスキュー(『法の精神』1748年)。権力の集中を防ぎ、国民の自由と権利を守るための仕組みです。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(中学社会)の核となる事実を、資料・年表として整理。
- 最終更新:2026-07-07
