be動詞の過去形は2種類
Iam / was
Youare / were
三単現is / was
複数are / were
使い分けの目安:単数か複数か
単数(1人・1つ)was ── I, he, she, it, this, that, Mark, the cat
複数(2人以上)were ── we, you, they, the boys, Mark and Hana
例外You は単数でも複数でも were
単純に 「単数 → was、複数 → were、ただし You だけは were」と覚えるとラクです。
例文で確認
- I was tired yesterday. ── 私は昨日疲れていた。
- You were happy then. ── あなたはあのとき幸せだった。
- She was in Tokyo last week. ── 彼女は先週東京にいた。
- It was sunny yesterday. ── 昨日は晴れていた。
- The leaves were red. ── 葉は赤かった。
- We were classmates. ── 私たちはクラスメートだった。
否定文:was/were の後ろに not
普通I was tired.
否定I was not tired.
短縮I wasn't tired.
普通They were there.
否定They were not there.(They weren't there.)
疑問文:was/were を文の先頭に
普通You were there.
疑問Were you there?
普通It was hot.
疑問Was it hot?
応答
- はい → Yes, 主語 + was/were.
- いいえ → No, 主語 + wasn't/weren't.
例:
- Was it sunny yesterday? ── 昨日は晴れていた?
── Yes, it was. / No, it wasn't. - Were you tired? ── あなたは疲れてた?
── Yes, I was. / No, I wasn't.
look + 形容詞 ──「〜に見える」
Lesson 8 では look + 形容詞のかたちも登場します。
例文:
- You look happy. ── 君、嬉しそう。
- You look tired. ── 君、疲れて見えるよ。
- The cake looks delicious. ── そのケーキおいしそう。
- She looked sad. ── 彼女は悲しそうだった。
- look at + 名詞:「〜を見る」── Look at the cat.(あの猫を見て)
- look + 形容詞:「〜に見える」── You look happy.(嬉しそう)
- at があるかないかで意味が大きく変わる。
look以外にもSVCを作る動詞がある
look のように、主語 + 動詞 + 補語(形容詞・名詞)の形を作れる一般動詞は他にもあります。まとめて確認しましょう。
| 動詞 | 意味 | 後ろに続く形 | 例文 |
|---|---|---|---|
| look | 〜に見える | 形容詞 | You look happy. |
| become | 〜になる | 形容詞・名詞 | He became famous. / He became a doctor. |
| get | 〜になる | 形容詞 | It got dark. |
| sound | 〜に聞こえる | 形容詞 | That sounds good. |
例文:
- He became famous. ── 彼は有名になった。
- She became a doctor. ── 彼女は医者になった。
- It got dark early in winter. ── 冬は早く暗くなる。
- That sounds good. ── それはいいね(よさそうに聞こえる)。
- be動詞以外にも、look・become・get・soundなどは後ろに形容詞や名詞を置いて、主語がどんな状態か・どう変わったかを説明できる。
- become だけは後ろに名詞も置ける(become a doctorのように、「〜になる」という変化の結果を職業や身分で表せる)。look・get・soundは基本的に形容詞のみ。
be動詞の過去形 まとめ表
| 主語 | 現在 | 過去 | 短縮(否定) |
|---|---|---|---|
| I | am | was | wasn't |
| You | are | were | weren't |
| He / She / It / Mark | is | was | wasn't |
| We / They / 複数 | are | were | weren't |
練習問題
英語で使えるようにする練習
この単元は、説明を読んで終わりにすると定着しません。次の型を、主語・時・目的語を入れ替えながら声に出してください。
I was busy yesterday.
They were in the park.
Were you tired?
- I/he/she/it は was、you/we/they は were。
- 一般動詞の過去形と混ぜない。
- 疑問文は Was/Were を前へ出す。
この章でつまずきやすいところ
was / were を読んでいるとき、主語のどこを見ればよいか迷いがちです。ここでは、本文の例文をたどる途中や英作文の途中で起こる「あれ、どっちだっけ?」の場面を取り上げて、迷いをほどく目印を整理します。
You は単数だから was と思い込んでしまう
- つまずく場面:本文の「You were happy then.」を読んでいる途中、「You は1人だから was のはず…」と止まってしまう。日本語の「あなた」は1人を指すイメージが強いため、複数形のwereと結びつかず、文がねじれて見える瞬間が起きやすいです。
- 克服のコツ:見分け方の順序を固定します。主語を見る → You かどうかを確認 → You なら単数・複数に関わらず were。教科書では「You は常に were」と整理されているので、人数で迷う前にまず「You かどうか」を先に判定する習慣をつけると安定します。
- ミニ例:You were happy then.(あのとき嬉しそうだったね) ── 相手が1人でも You は were。You were tired yesterday. も同じ。
Mark and I を単数と読んでしまう
- つまずく場面:「Mark and I ( ) friends.」の空欄を考える途中、「主語の最後が I だから was かな」と引っぱられてしまう。直前の単語だけを見ると単数のように感じますが、Mark and I は2人を指す主語で、ここで迷いが生まれます。
- 克服のコツ:位置関係で確認します。and でつながれた主語は、つながった全体で1つの主語として扱うのがコツ。「Mark」+「I」=2人なので複数。教科書では「複数 → were」と整理されているので、and を見たら「合計何人?」と数え直すと迷いません。
- ミニ例:Mark and I were friends.(マークと私は友達だった) ── 「I」で終わっていても、Mark と合わせて2人なので were。
look を be動詞の仲間と勘違いしてしまう
- つまずく場面:「You look tired.」を過去形にする問題で、「be動詞の過去だから were tired かな…」と手が止まってしまう。look の後ろに形容詞が来る形が was/were と似て見えるため、本文の例文を読みながら「look も be動詞?」と迷う瞬間が起きやすいです。
- 克服のコツ:見分け方は形に注目します。look は一般動詞なので、過去形は looked(-ed をつける)。was/were は be動詞の過去形で、置きかえはできません。「主語+look+形容詞」のとき、look 自体が動詞なので、過去にしたいときは look を変えると整理できます。
- ミニ例:現在 You look tired. → 過去 You looked tired.(疲れて見えたよ) ── were tired ではないことに注意。
疑問文で主語と Was/Were の順を入れかえ忘れる
- つまずく場面:「You were busy.」を疑問文にする途中、「You were busy?」と語尾を上げるだけで止めてしまう。日本語では文末に「?」をつければ疑問になるため、英語でも語順をそのままにしてしまう迷いが本文音読中に起きやすいです。
- 克服のコツ:語順のルールで整理します。Was/Were を文の先頭に出す → 主語 → 残りの順。教科書では「Was/Were を文の先頭に」と明記されています。普通の文を作ってから、was/were を主語の前に移動すると手順がそろい、語順ミスが減ります。
- ミニ例:普通 You were busy. → 疑問 Were you busy?(忙しかった?) 答え:Yes, I was. / No, I wasn't.
- I ( ) tired yesterday.
- You ( ) very kind.
- It ( ) cold last night.
- They ( ) in the park.
- Mark and I ( ) friends.
答えを見る
(1) was
(2) were(You は常に were)
(3) was(it は単数)
(4) were(they は複数)
(5) were(Mark and I = 2人 → 複数)
- It was sunny yesterday.
- You were busy.
答えを見る
(1) It was sunny yesterday.
- 否定:It was not sunny yesterday.(It wasn't sunny yesterday.)
- 疑問:Was it sunny yesterday?
(2) You were busy.
- 否定:You were not busy.(You weren't busy.)
- 疑問:Were you busy?
- I am happy.
- She is in Tokyo.
- They are kind.
- You look tired.
答えを見る
(1) I was happy.
(2) She was in Tokyo.
(3) They were kind.
(4) You looked tired.(look は一般動詞なので -ed)
- Was it cold yesterday?(Yes)
- Were you at school?(No)
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(1) Yes, it was.
(2) No, I wasn't.(No, I was not.)
- 私は昨日忙しかった。
- 彼らは公園にいました。
- あなたは疲れていましたか。
答えを見る
(1) I was busy yesterday.
(2) They were in the park.
(3) Were you tired?
まとめ
- be動詞の過去形は was と were の2つ。
- 使い分け:I/he/she/it/単数 → was、You/we/they/複数 → were(You は常に were)。
- 否定:was/were + not(短縮 wasn't/weren't)。
- 疑問:Was/Were を文の先頭に。応答 Yes, 主語 + was/were. / No, 主語 + wasn't/weren't.
- look + 形容詞で「〜に見える」。例 You look happy. / She looked sad.
- look at + 名詞(〜を見る)と、look + 形容詞(〜に見える)の違いに注意。
もっと知る ── 発展・実生活(出典つき)
※ 教科書の内容に、信頼できる出典をもとにした発展・実生活・時事の話題を補足しています(教科書そのものではありません)。
was と were は、もともと別のことばだった発展
be動詞の過去形 was と were は、古い英語(古英語)の wesan という動詞からきた仲間です。同じ動詞なのに s と r で形が違うのは、英語の歴史の中で起きた発音の変化(s が r に変わる現象)が原因だと研究で説明されています。だから「単数は was、複数は were」という不規則なルールには、長い歴史的な理由があるのです。
「It was sunny.」の「晴れ」には公式の決まりがある実生活
英語で天気を言うとき be動詞の過去形を使って「It was sunny yesterday.(昨日は晴れていた)」と表します。日本の気象庁では「晴れ」を、空をおおう雲の量(全雲量)が2以上8以下の状態と決めていて、雲がほとんどない「快晴」とは区別しています。何気なく使う『晴れ』にも、観測のための正確な基準があるのです。
出典:気象庁「天気」
英語は国連の公用語の一つ実生活
あなたが学ぶ英語は、世界の国々が話し合う国際連合(国連)の公用語の一つです。国連では英語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語・アラビア語の6つが公用語として使われています。be動詞や過去形といった基本の英語が、世界中の人と気持ちや出来事を伝え合う力につながっています。
過去形の次は「過去進行形」へ広がる発展
be動詞の過去形 was / were は、後ろに動詞の ing 形をつけると「過去進行形(was/were + ~ing)」になり、「~していた」という過去のある時の動作を表せます。文部科学省の学習指導要領でも、現在形・過去形・現在進行形・過去進行形などが中学英語で学ぶ言語材料として並べられています。was / were をしっかり身につけると、次の単元にそのままつながります。
日本語と英語は語順がちがう発展
「私は昨日忙しかった」を英語にすると I was busy yesterday. となり、「だれが→どんな状態だった→いつ」の順になります。文部科学省の学習指導要領でも、語順や修飾のしかたが日本語と英語でちがう点に注意して学ぶよう示されています。日本語の順番のまま訳さず、英語の語順の骨組みを作ることが、was / were を正しく使うコツです。
