時差の求め方 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:東経どうしの時差を計算させる
📝 典型的な出題例:東京(東経135度)とパリ(東経15度)の時差は何時間か。また、どちらの都市の時刻が進んでいるか答えなさい。
✅ 答え方のコツ:ステップ1:東経どうしなので経度を引き算する(135−15=120度)。ステップ2:15で割って時差を出す(120÷15=8時間)。ステップ3:東にある都市ほど時刻が進むので、東京がパリより8時間進んでいると答える。方向の判断を必ず最後に書くこと。
🔑 押さえる用語:経度差, 15度で1時間, 標準時子午線
⚠️ ありがちなミス:時差の数字だけ書いて「どちらが進んでいるか」を答え忘れる。引き算と足し算を混同してしまう。
パターン2:東経と西経をまたぐ時差を問う
📝 典型的な出題例:東京(東経135度)とロサンゼルス(西経120度)の時差は何時間か。計算式も書きなさい。
✅ 答え方のコツ:東経と西経をまたぐときは経度を足し算する。135+120=255度、255÷15=17時間。東京のほうが東にあるので、東京がロサンゼルスより17時間進んでいると答える。「東経どうしは引き算、東経と西経は足し算」のルールを覚えていれば確実に取れる問題。
🔑 押さえる用語:経度の足し算, 西経, 本初子午線
⚠️ ありがちなミス:東経と西経でも引き算してしまい、経度差を小さく出して時差を間違える。経度差が180度を超えても、足し算で出した数値をそのまま15で割ってよい(東京の方が東にあるので進んでいる、と答える)。日付をまたいで考えると7時間差にも見えるが、標準時の時差としては17時間と答える。
パターン3:飛行機の到着時刻を計算させる
📝 典型的な出題例:東京を5月10日午前9時に出発し、飛行時間13時間でパリに到着した。パリの現地時刻を答えなさい(東京とパリの時差は8時間、東京のほうが進んでいる)。
✅ 答え方のコツ:ステップ1:まず日本時間で到着時刻を出す(5月10日午前9時+13時間=5月10日午後10時)。ステップ2:パリは日本より8時間遅れているので、日本時間から8時間引く(午後10時−8時間=午後2時)。答えは5月10日午後2時。手順は「飛行時間を足す → 現地が日本より遅れていれば時差を引く/進んでいれば時差を足す」の順を守る。今回はパリが日本より8時間遅れているので「時差を引く」と判断できる。足す・引くを決めるのは飛行機が向かう方角ではなく、現地時刻が日本より進んでいるか遅れているかである点に注意。たとえば日本→アメリカ西海岸のように東向きへ移動する場合も、現地(ロサンゼルスなど)は日本よりかなり遅れているので、日本時間で到着時刻を出してから時差を引いて現地時刻にする。
🔑 押さえる用語:飛行時間, 時差の調整, 現地時刻, 進んでいる, 遅れている
⚠️ ありがちなミス:出発時刻にいきなり時差を足し引きしてしまう。日本時間で到着時刻を出すステップを飛ばす。飛行機が向かう方角(東向き・西向き)で足す・引くを決めようとして、現地が日本より進んでいるか遅れているかの判断を省いてしまう(アメリカも太平洋を東に渡るが、現地時刻は日本より遅れているので引き算になる)。
パターン4:標準時子午線と都市名を問う用語問題
📝 典型的な出題例:日本の標準時の基準となる経線は東経何度か。また、その経線が通る都市の名前を答えなさい。
✅ 答え方のコツ:答えは東経135度と兵庫県明石市。さらに「経度0度(本初子午線)はイギリスのロンドン郊外にあるグリニッジ天文台を通る」「アメリカやロシアのように国土が東西に広い国は複数の標準時を使う」もセットで覚えておくと記述問題にも対応できる。
🔑 押さえる用語:東経135度, 明石市, 本初子午線, グリニッジ天文台, ロンドン
⚠️ ありがちなミス:「東経135度」は書けても都市名(明石市)が出てこない。本初子午線はロンドン郊外のグリニッジ天文台を通る、と正確に書けるようにする。日本の標準時子午線(東経135度)と本初子午線(経度0度)を混同しない。
パターン5:日付変更線をまたぐ移動を説明させる
📝 典型的な出題例:日本から太平洋を東に渡ってアメリカへ向かう飛行機が日付変更線を越えるとき、日付はどのように変わるか説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:日付変更線を東向きに越えるときは日付を1日戻す、西向きに越えるときは1日進める。理由は、地球の自転による時刻のずれを国際的に調整するため。日付変更線は経度180度線とほぼ一致するが、国や島のまとまりに合わせて曲がっていることも記述できると満点。
🔑 押さえる用語:日付変更線, 経度180度, 東向き・西向き
⚠️ ありがちなミス:東向きと西向きで日付の進め方・戻し方を逆に覚えてしまう。日付変更線が完全に直線だと思い込む。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は「15度=1時間」「東は進む・西は遅れる」「東経どうしは引き算・東経と西経は足し算」の3つを声に出して確認しよう。さらに飛行機問題では「現地時刻が日本より進んでいれば時差を足す、遅れていれば時差を引く(例:日本→パリも日本→アメリカも、現地は日本より遅れているのでどちらも時差を引く)」を加えて覚えると、5パターン全てに対応できる。日本時間→現地時刻の順を守れば、計算ミスはほぼ防げる。明石市と東経135度はセットで暗記。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(社会)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-08-14
