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日本の領域と領土問題の解き方/コツ

日本の領域は領土・領海・領空の3つから成り、外側には排他的経済水域(EEZ)が広がります。北方領土・竹島・尖閣諸島は、日本の立場とどの国が実効支配しているかを分けて整理するのがコツです。

日本の領域と領土問題 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 領域の3要素を分けて覚える

まず領土(陸地・島)/領海(海岸から12海里=約22km)/領空(領土と領海の上空)の3つに分けて整理します。宇宙空間は領空に含まれないことも確認しましょう。「陸・海・空」の順で唱えると忘れにくいです。

例題:問:国の領域を構成する3つを答えよ。→答:領土・領海・領空。領海は12海里、領空は領土と領海の上空。
ステップ 2:ステップ2: 領海とEEZの数値と権利を区別する

領海=12海里(約22km)は沿岸国の主権が及ぶ海。EEZ=基線から200海里(約370km)は領海の外側で、領土ではないが漁業・資源開発・科学調査の独占的権利を持つ海域です。「主権」と「経済的権利」を混同しないのがポイント。

例題:1海里=1,852m。12海里≒22km、200海里≒370km。日本の領土は約37.8万km²だがEEZは約447万km²と非常に広い。
ステップ 3:ステップ3: 3つの領土問題を表にして比較する

場所/日本の主張/実効支配している国/相手国の呼び方の4つの軸で表をつくります。北方領土・竹島・尖閣諸島はそれぞれ事情が違うため、誰が管理しているかを中心にそろえて覚えると混同を防げます。

例題:北方領土→ロシアが実効支配/竹島→韓国が実効支配(韓国名:独島)/尖閣諸島→日本が実効支配(中国名:釣魚島)。
ステップ 4:ステップ4: 日本の主張を年号と条約で押さえる

それぞれ「いつ・どんな根拠で日本領となったか」を1つずつ覚えます。北方領土=1855年日露通好条約、竹島=1905年に島根県へ編入、尖閣諸島=1895年に沖縄県へ編入。北方領土の4島の名前もセットで暗記します。

例題:北方領土の4島:択捉島(えとろふとう)・国後島(くなしりとう)・色丹島(しこたんとう)・歯舞群島(はぼまいぐんとう)。1945年にソ連が占領し、現在はロシアが実効支配。
ステップ 5:ステップ5: 資料の読み方と「島の重要性」をつなげる

地図問題では島名だけでなく周辺の海域・近い国を確認します。小さな島でもEEZが広がるため、沖ノ鳥島が護岸で守られているのは海洋権益を保つためです。領土問題は感情ではなく、歴史・条約・国際法・資料にもとづいて判断します。

例題:問:沖ノ鳥島を護岸で守る理由は?→答:島を保全することで広いEEZを維持し、漁業や海底資源の権利を守るため。

これだけは覚える

領域=領土+領海(12海里)+領空。EEZは基線から200海里で漁業・資源開発の権利。北方領土=ロシア/竹島=韓国/尖閣=日本が実効支配。日本の主張は条約と編入年で押さえる。

よくあるつまずき

「EEZ=領土」と誤解しがちですが、EEZは領土ではなく経済的権利です。「尖閣諸島にも領土問題がある」と書くと不正解で、日本政府の立場は「領土問題は存在しない」。竹島の韓国名「独島」、尖閣の中国名「釣魚島」の取りちがえにも注意。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(社会)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27