この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:EEZ(排他的経済水域)は海岸から200海里まで広がる海域だから、日本の領土の一部だと答えてしまう
- 💡 ここがちがう:領土かどうかは、その国の主権(統治する権利)が及ぶかどうかで決まる。EEZは沿岸国が漁業や資源開発を優先的に行える権利を持つ海域にすぎず、他国の船が航行することもできるため、主権が及ぶ領土や領海とは性質がちがう。
- ✅ 正しい理解:EEZは領土でも領海でもなく、資源に関する権利だけが認められた特別な海域である。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:領空は自分の国の領土(陸地)の真上だけに広がっていると考えてしまう
- 💡 ここがちがう:領空の範囲は、領土だけでなく、その国が主権を持つ領海の上空にも広がる。ただし大気のない宇宙空間は、どの国の主権も及ばないため領空にはふくまれない。
- ✅ 正しい理解:領空は領土と領海の上空に広がり、宇宙空間はふくまれない。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:尖閣諸島は中国や台湾が領有を主張しているので、中国が実効支配していると答えてしまう
- 💡 ここがちがう:「どの国が領有を主張しているか」と「実際にどの国が管理しているか(実効支配)」は別の問題である。主張だけでは支配していることにはならない。
- ✅ 正しい理解:尖閣諸島は日本が実効支配しており、日本政府は「解決すべき領土問題は存在しない」という立場をとっている。
なぜ間違えやすいのか
用語を単独で暗記し、背景・できごと・変化・影響の因果関係で整理できていない。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 日本の領域と領土問題は、何が背景で、何が結果・影響にあたる?
やってみよう:日本の領域と領土問題について、背景・できごと・結果をそれぞれ一文で説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1社会)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
