デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

移項を使った解き方のテスト頻出パターン

一次方程式の中でも移項は定期テスト・入試で必ず問われる単元です。出題の中心は「符号を変えて反対側に移す」基本操作の理解と、「移項→整理→係数で割る」3ステップを正しく実行できるかどうか。さらに符号の変え忘れや係数を移項する誤りを狙ったひっかけ問題、検算による解の確認まで幅広く問われます。

移項を使った解き方 のテスト頻出 5 パターン

定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。

パターン1:基本的な移項で解く一次方程式
📝 典型的な出題例:次の方程式を解きなさい。(1) x + 6 = 11 (2) 3x − 7 = 14 (3) 2x + 5 = 17。途中の式も書きなさい。
✅ 答え方のコツ:移項→整理→係数で割るの3ステップで進めます。①数の項を右辺に移し、移した瞬間に符号を反対にする。②同類項をまとめて ax=b の形にする。③両辺を x の係数 a で割って x=数の形にする。例:3x−7=14 → 3x=14+7 → 3x=21 → x=7。
🔑 押さえる用語:移項, 一次方程式, 係数, 同類項
⚠️ ありがちなミス:x+5=12 を x=12+5=17 と符号を変え忘れるミス。移項したら必ず符号が反転していることを確認する。
パターン2:xの項が両辺にある方程式を解く
📝 典型的な出題例:次の方程式を解きなさい。5x − 3 = 2x + 9。
✅ 答え方のコツ:x の項は左辺、定数項は右辺に集めるのが定石。右辺の +2x を左辺に移すと −2x、左辺の −3 を右辺に移すと +3 になる。①5x−2x=9+3 ②3x=12 ③両辺÷3で x=4。移項のたびに符号反転を確認する。
🔑 押さえる用語:移項, 同類項, 定数項, 一次方程式
⚠️ ありがちなミス:+2x を移項する際に符号を変えずに 5x+2x としてしまうミス。両辺の x の項を集めるときも必ず符号を反転させる。
パターン3:負の数の解になる方程式
📝 典型的な出題例:次の方程式を解きなさい。(1) 2x + 9 = 1 (2) 3x − 4 = 5x + 6。
✅ 答え方のコツ:解が負の数になっても手順は同じ。①移項して数を右辺、x を左辺に集める。②整理してまとめる。③係数で割る。例:3x−4=5x+6 → 3x−5x=6+4 → −2x=10 → x=−5。マイナスの係数で割るときは符号に注意。
🔑 押さえる用語:移項, 負の数, 係数, 符号
⚠️ ありがちなミス:−2x=10 から x=5 としてしまうミス。両辺を −2 で割るので符号も反転して x=−5になることを忘れない。
パターン4:移項と係数の混同を見抜く問題
📝 典型的な出題例:次の解き方のどこが間違っているか答えなさい。5x=10 → x=10−5=5。
✅ 答え方のコツ:×でつながった係数は移項できないのが鉄則。+や−でつながった項だけが移項対象。5x の「5」は係数なので、消すには両辺を5で割る必要がある。正しくは 5x=10 → x=10÷5=2。係数か項かを見分ける目を養う。
🔑 押さえる用語:係数, 移項, 項, 一次方程式
⚠️ ありがちなミス:3x の「3」を移項して 3x+2=8 を x+2=8−3 などとするミス。係数は割り算で処理すると覚える。
パターン5:解の検算(代入して確かめる)
📝 典型的な出題例:5x − 3 = 2x + 9 の解 x = 4 が正しいかどうか、代入して確かめなさい。
✅ 答え方のコツ:求めた x を元の方程式に代入し、左辺と右辺の値が等しくなるかを確認する。左辺:5×4−3=20−3=17、右辺:2×4+9=8+9=17。17=17で成り立つので x=4 は正しい。テストでは検算欄が用意されることもあるので習慣化する。
🔑 押さえる用語:検算, 代入, 解の確認, 等式
⚠️ ありがちなミス:代入のときに符号を間違える、または片方の辺しか計算しないミス。必ず両辺を別々に計算して比較する。

テスト前の総仕上げ

テスト前は移項したら符号を変えるを呪文のように唱えながら、基本→両辺にx→負の解の順で解き直そう。最後は必ず代入して検算すること。係数と項の区別がついていれば、移項のミスはほぼ防げます。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
  • 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-07-07