光の屈折と全反射 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:入射角と屈折角の大小を問う
📝 典型的な出題例:空気から水に光が斜めに入ったとき、入射角と屈折角ではどちらが大きいか。また、水から空気へ進む場合はどうか。それぞれ理由とあわせて答えなさい。
✅ 答え方のコツ:屈折の向きは「空気→水・ガラスのように密度の大きい物質に入るときは法線に近づき、その逆では法線から遠ざかる」というルールでそのまま覚えます。手順は (1)進む向きを確認、(2)空気→水・ガラスなら法線に近づく=屈折角<入射角、(3)水・ガラス→空気なら法線から遠ざかる=屈折角>入射角、と答えること。角度はすべて法線から測ると一言添えると確実です。
🔑 押さえる用語:屈折,入射角,屈折角,法線
⚠️ ありがちなミス:角度を境目(面)から測ってしまい大小を逆に答えるミス。入射角・屈折角は必ず法線から測ると覚えておく。
パターン2:水中の物が浅く見える理由を記述させる
📝 典型的な出題例:水中の魚が、実際の位置よりも水面に近い浅いところにいるように見えるのはなぜか。「屈折」「法線」という言葉を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:3ステップで書きます。(1)魚から出た光が水→空気で屈折し、法線から遠ざかる向きに曲がって目に届く。(2)目はその光がまっすぐ飛んできたと勘違いする(脳の勘違い)。(3)目に届いた光をそのまま後ろにのばした位置に魚がいると判断するので、本当より浅く見える、とつなげる。
🔑 押さえる用語:屈折,法線,直進,水面
⚠️ ありがちなミス:「水が物を浮かせるから」「水が膨らむから」と書いてしまうミス。曲がっているのは光であって物体ではない。
パターン3:全反射が起こる条件と臨界角を問う
📝 典型的な出題例:全反射が起こる条件を、光が進む向きと入射角の大きさの2つの観点から説明しなさい。また、臨界角とは何か簡単に説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:条件は2つセットで書きます。(1)光が密な物質から疎な物質へ進むとき(水→空気、ガラス→空気)。(2)入射角が一定以上(臨界角より大きい)になったとき。臨界角は屈折角が90°になり、光が境界面に沿って進むときの入射角と書けばよい(入射角がこれより大きくなると全反射が起こる)。
🔑 押さえる用語:全反射,臨界角,密から疎,入射角
⚠️ ありがちなミス:「空気から水へ入るときも全反射する」と書くミス。逆方向(疎→密)では絶対に起きない点を必ず確認する。
パターン4:光ファイバーのしくみを全反射で説明
📝 典型的な出題例:光ファイバーが長い距離でも光で情報を運べるのはなぜか。「全反射」という言葉を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:順に書きます。(1)細いガラスの中を光が斜めに進む。(2)内壁に当たるたびに入射角が臨界角より大きいので全反射する。(3)全反射ではほとんどの光が外に漏れずすべて反射するので、減衰せずに遠くまで届く。(4)外に光が漏れないので長距離でも信号を運べる、と4ステップでまとめる。
🔑 押さえる用語:光ファイバー,全反射,臨界角,内壁
⚠️ ありがちなミス:「光が屈折してまっすぐ進む」と書いてしまうミス。光ファイバーで起きているのは屈折ではなく、内壁での全反射の連続。
パターン5:ガラスを通り抜けた光のずれと分散
📝 典型的な出題例:(1)厚いガラス板に斜めから光を入れると、ガラスを通り抜けて出てきた光はもとの光に対してどうなるか。作図のうえで説明しなさい。 (2)太陽の白い光をプリズム(三角形のガラス)に通すと色の帯が見えるのはなぜか、その現象の名前も答えなさい。
✅ 答え方のコツ:(1)では、空気→ガラスで法線に近づくように屈折、ガラス→空気で法線から遠ざかるように屈折するため、出てきた光はもとの光と平行で、横に少しずれた向きに進む、と答える。(2)では、白色光は色の異なる光が混ざったもので、屈折の曲がり方が色によって少し違うため7色に分かれて見える。この現象を分散という、と用語を入れて結ぶ。
🔑 押さえる用語:屈折,平行,分散,プリズム
⚠️ ありがちなミス:(1)で「出てきた光はもとの向きと違う方向に曲がる」と書くミス。入るときと出るときの屈折が打ち消し合い、向きは平行で位置だけずれる点を押さえる。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は、(1)角度は必ず法線から測ること、(2)空気↔水・ガラスの屈折の向きを図で描けるか、(3)全反射は密→疎でしか起きないこと、の3点を声に出して確認しよう。光ファイバーとガラス板のずれ・分散は記述で出やすいので、キーワードでつなぐ練習を。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
