企業のしくみ を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 企業の種類を最初に分ける
まず私企業(株式会社・個人商店など)と公企業(市営バス・水道局など)に分けます。私企業はさらに株式会社・合同会社・合資会社・合名会社に分かれますが、中学では株式会社が中心と覚えればOK。問題文に「市営」「水道局」が出たら公企業、と機械的に判定できます。
ステップ 2:ステップ2: 株式会社の用語を「お金の流れ」で並べる
バラバラの用語は流れで覚えます。株を発行→株主が出資→会社が事業→利潤を配当として株主へ。意思決定は株主総会(最高機関・1株1票)→取締役会→代表取締役(社長)の順。「最高意思決定機関は?」と聞かれたら株主総会、「実際の経営は?」と聞かれたら取締役、と即答できるようにします。
ステップ 3:ステップ3: 「所有」と「経営」を必ず区別する
最頻出のひっかけです。株主=会社の所有者、取締役(社長)=経営者。社長が会社の持ち主ではありません。株主の権利は(1)議決権(1株1票)(2)配当を受ける権利 (3)解散時に残った財産を受け取る権利の3つ。「社長が所有者」と書いてあれば誤りです。
ステップ 4:ステップ4: 大企業と中小企業を「数字」で押さえる
資料問題ではほぼ必ず数字が出ます。中小企業=企業数の約99%、雇用の約70%。大企業は数では約1%ですが、雇用は約30%。「日本経済を支えるのは中小企業」と結びつけて覚えます。資料の円グラフが出たら、数値の大きい方が中小企業と判断できます。
ステップ 5:ステップ5: CSRと独占禁止法で「社会的責任」を整理する
企業は利潤追求だけでなく社会的責任を負います。CSR=企業の社会的責任(消費者保護・従業員の権利・環境・地域貢献・コンプライアンス)。公正な競争を守るため独占禁止法があり、公正取引委員会が運用します。カルテル・不当廉売・優越的地位の濫用が規制対象、とセットで覚えましょう。
これだけは覚える
株主=所有者、取締役=経営者(所有と経営の分離)。株主総会=最高意思決定機関(1株1票)。株主は有限責任(出資額のみ)。中小企業は数で99%・雇用で70%。CSRと独占禁止法で社会的責任を押さえる。
よくあるつまずき
(1)「社長が会社の所有者」と思い込む→正しくは株主。(2)株主の責任を無限と勘違い→株式会社は有限責任、合名会社は無限責任。(3)中小企業を「少数の補助的存在」と誤解→実際は企業数の大半。用語暗記だけでなく数値と役割で確認しましょう。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(社会)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
