労働者の権利 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 労働三権を3つセットで覚える
問題で「労働三権」と出たら、必ず3つ全部を答えるつもりで整理します。①団結権(労働組合を作る権利)②団体交渉権(使用者と交渉する権利)③団体行動権(ストライキなどを行う権利、争議権ともいう)の順で覚えると書きもれを防げます。
ステップ 2:ステップ2: 労働三法と労働三権を区別する
「権利」と「法律」を混ぜないことが大切です。労働三権=労働者が持つ権利、労働三法=労働者を守る法律。労働三法は①労働基準法(最低条件)②労働組合法(組合活動を保障)③労働関係調整法(労使紛争の解決)の3つです。
ステップ 3:ステップ3: 労働基準法の数字を確認する
労働基準法は数字で問われやすいので、原則を丸暗記します。労働時間は1日8時間・週40時間、休日は週1日以上、最低年齢は15歳(中学校卒業まで)児童労働は原則禁止(正確には満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終わるまで雇えない)、18歳未満は深夜労働(午後10時〜午前5時)が原則禁止。男女同一賃金の原則(労働基準法第4条)もセットで押さえます。
ステップ 4:ステップ4: 正規雇用と非正規雇用を比較軸で読む
雇用形態の問題は「期間」「賃金・待遇」「安定性」の3軸で比較します。正規雇用=雇用期間の定めなし、待遇が良い。非正規雇用=パート・アルバイト・契約社員・派遣社員で、雇用が不安定で待遇が劣る。日本では労働者の約4割が非正規です。
ステップ 5:ステップ5: 働き方改革のキーワードで仕上げる
現代の労働問題は働き方改革のキーワードで答えると得点しやすいです。①長時間労働の是正(残業上限:原則 月45時間・年360時間。ただし特別な事情がある場合は上限が緩和される)②同一労働同一賃金(正規と非正規の格差是正)③有給休暇の年5日取得義務化④テレワーク・フレックスタイムなど柔軟な働き方、を覚えます。
これだけは覚える
労働三権=団結権・団体交渉権・団体行動権。労働三法=労働基準法・労働組合法・労働関係調整法。労働時間は1日8時間・週40時間、児童労働は中学校卒業まで原則禁止。非正規は約4割で、働き方改革は長時間労働是正と同一労働同一賃金が柱。
よくあるつまずき
「労働三権」と「労働三法」の混同に注意。勤労は権利かつ義務(憲法27条)で、どちらか片方だけにしないこと。公務員は職種により労働三権が制限されている。警察・消防・自衛隊などは三権すべて認められず、一般の公務員も争議権(ストライキ権)は認められていない点も忘れやすい。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(社会)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
