この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:x²=6x を解くとき、両辺をxで割って x=6 とだけ答えてしまう
- 💡 ここがちがう:両辺をxで割ると、x=0のときに0で割ることになり、x=0という解が消えてしまう。0で割ってはいけないのが根本の理由。
- ✅ 正しい理解:正しくは x=0 または 6。移項してx²−6x=0にし、x(x−6)=0の形にしてから積=0の性質を使う。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:(x−4)(x+1)=0 を解くとき、x−4=0だけを解いて x=4 と答えてしまう
- 💡 ここがちがう:積が0なら因数の少なくとも一方が0になる。片方の因数しか=0にしていないため、もう一方の解を見落としている。
- ✅ 正しい理解:正しくは x=4 または −1。因数が2つあれば、それぞれを=0にして両方の解を求める。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:x²+5x+6=0 を因数分解するとき、和と積の役割を逆にして和6・積5になる数を探し (x+1)(x+5)=0 と答えてしまう
- 💡 ここがちがう:x²+5x+6では「和が5・積が6」になる2数(2と3)を探すのが正しい。和と積を取り違えると因数分解自体が間違ってしまう。
- ✅ 正しい理解:正しくは (x+2)(x+3)=0より x=−2 または −3。和・積の役割を確認してから2数を探す。
なぜ間違えやすいのか
=0でないまま積=0を使う誤りは、性質の条件を見落としている可能性。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 因数分解で解く二次方程式では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?
やってみよう:因数分解で解く二次方程式について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 素数と素因数分解
- 因数分解① 共通因数
- 平方根とは
- junior3-math-02-02-root-compare
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3数学)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
