デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

三角形の相似条件 ── みんなが間違える 3 つの誤答

中3数学(数学)の「三角形の相似条件」で、中学生がよく間違える誤答を 3 パターンにまとめました。なぜ間違えるか・どう直すかをセットで整理しているので、テスト前の見直しや、つまずいた時の戻り口に使えます。

この章で間違えやすい 3 パターン

誤答パターン 1
  • ❌ よくある誤答:1組の角が70°で等しいことだけを確認して、相似であると答えてしまう
  • 💡 ここがちがう:相似条件『2組の角がそれぞれ等しい』を満たすには角が2組必要。1組しか分かっていないため条件の数が不足している。
  • ✅ 正しい理解:正しくは1組の角が等しいだけでは相似とはいえない。角角条件では2組の角が等しいことを確認する。
誤答パターン 2
  • ❌ よくある誤答:△ABC∽△DEFの対応で、頂点の順序を考えずに △ABC∽△EFD と書いてしまう
  • 💡 ここがちがう:対応する頂点はAとD、BとE、CとF。△ABCに合わせて2つ目の三角形もD,E,Fの順に書かないと、辺の比を取るときAB:EFのように違う辺どうしを対応させてしまう。
  • ✅ 正しい理解:正しくは△ABC∽△DEF。相似比は対応する辺どうしで作るため、記号の順序をそろえる。
誤答パターン 3
  • ❌ よくある誤答:AB=6,DE=3のように辺の長さが違う三角形を見て、2組の辺がそれぞれ等しいから相似(合同条件のSAS)と答えてしまう
  • 💡 ここがちがう:合同条件では辺の長さが『等しい』ことを使うが、相似では辺の長さは等しくなくてよく『比が等しい』ことを使う。合同と相似を混同している。
  • ✅ 正しい理解:正しくは2組の辺の比が6:3=8:4=2:1で等しく、その間の角∠B=∠Eも等しいから相似(2組の辺の比とその間の角)。相似は辺の長さが等しい必要はない。

なぜ間違えやすいのか

対応順をばらばらに書く誤りは、どの辺・角が対応するか整理できていない可能性。

自分でチェック ── 診断問い

この章の核を1問で確認

Q. 三角形の相似条件では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?

やってみよう:三角形の相似条件について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。

つまずいたらここに戻ろう

この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。

もっとくわしく

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3数学)
  • 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-08-14