デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

円周角の応用 ── みんなが間違える 3 つの誤答

中3数学(数学)の「円周角の応用」で、中学生がよく間違える誤答を 3 パターンにまとめました。なぜ間違えるか・どう直すかをセットで整理しているので、テスト前の見直しや、つまずいた時の戻り口に使えます。

この章で間違えやすい 3 パターン

誤答パターン 1
  • ❌ よくある誤答:円の外の点Pから引いた線分の長さを、13-12=1のように単純な引き算で求めてしまう
  • 💡 ここがちがう:接線PTと半径OTは接点Tで垂直に交わるため、△OPTは直角三角形になる。単純な引き算ではなく三平方の定理を使う必要がある
  • ✅ 正しい理解:接線は接点で半径と垂直に交わる。この性質を使って直角三角形を作り、r^2+12^2=13^2のように三平方の定理で長さを求める
誤答パターン 2
  • ❌ よくある誤答:対応する角が1組等しいことを示しただけで、2つの三角形は相似であると結論づけてしまう
  • 💡 ここがちがう:三角形の相似条件「2組の角がそれぞれ等しい」を満たすには、角が1組だけでは不十分で、もう1組の等しい角を示す必要がある
  • ✅ 正しい理解:円周角や対頂角を使って2組の等しい角を示せば、「2組の角がそれぞれ等しい」という相似条件が使える
誤答パターン 3
  • ❌ よくある誤答:方べきの定理を使うとき、かけ合わせる線分の組み合わせを間違えて、違う点どうしをかけてしまう
  • 💡 ここがちがう:方べきの定理は「同じ弦(交点を通る2本の線)の両はしの長さの積どうし」が等しいという関係なので、正しい組み合わせでかけ合わせる必要がある
  • ✅ 正しい理解:円の内部や外部の1点を通る2本の直線では、それぞれの線分の積が等しくなる(方べきの定理)。組み合わせを図でよく確認してから式を立てる

なぜ間違えやすいのか

接線と半径の垂直を忘れる誤りは、接線の基本性質が抜けている可能性。

自分でチェック ── 診断問い

この章の核を1問で確認

Q. 円周角の応用では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?

やってみよう:円周角の応用について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。

つまずいたらここに戻ろう

この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。

もっとくわしく

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3数学)
  • 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-06-26