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中3理科 公式・法則一覧

中3理科の「運動とエネルギー」「生命の連続性」で使う公式と法則をまとめた早見表です。単位や比のルールを確認しながら、計算や説明の練習に役立ててください。

速さ・仕事・仕事率の公式

項目公式・内容単位・補足
速さ速さ = 距離 ÷ 時間m/s または km/h
距離距離 = 速さ × 時間m
時間時間 = 距離 ÷ 速さs(秒)
平均の速さ全体の距離 ÷ 全体の時間m/s
仕事仕事 = 力 × 距離(力の向きと動いた向きが同じとき)J(ジュール)
仕事が0のとき動かない・力が運動と垂直・力をかけていないとき0 J
重力(力への換算)重力[N] = 質量[kg] × 9.8(簡易では × 10)N(ニュートン)
持ち上げる仕事重さ(重力) × 高さJ
仕事の原理道具を使っても仕事の量は変わらない。力が小さくなる分だけ距離が長くなるJ
仕事率仕事率 = 仕事 ÷ 時間W(ワット)= J/s
1W の意味1W = 1秒間に1J の仕事W

仕事の原理(道具ごとの力と距離)

道具力距離仕事
直接持ち上げる1倍1倍同じ
定滑車1倍1倍同じ(向きが変わる)
動滑車 1個1/2倍2倍同じ
動滑車 2個1/4倍4倍同じ
斜面(緩い)小さい長い同じ
てこ支点までの比で変わる逆比で変わる同じ

記録タイマーと運動の読み取り

項目内容
50Hz(東日本)1秒に50回打点、1点間隔0.02秒
60Hz(西日本)1秒に60回打点、1点間隔 約0.017秒
5点間隔0.1秒。テープの長さが速さの目安
等速直線運動テープの間隔がすべて同じ長さ
加速運動間隔がだんだん長くなる
減速運動間隔がだんだん短くなる
瞬間の速さある一瞬の速さ。スピードメーターが示す値
時間-距離グラフ原点を通る直線(比例)。傾きが大きいほど速い
時間-速さグラフ等速直線運動では水平な直線(一定値)
は・じ・き の図速さ・時間・距離の関係を覚える図
単位換算km/h→m/s は ÷3.6、m/s→km/h は ×3.6

力学的エネルギーのまとめ

項目内容
位置エネルギー高さ・質量が大きいほど大きい
運動エネルギー速さ・質量が大きいほど大きい。速さの2乗に比例(速さ2倍→4倍)
力学的エネルギー保存位置 + 運動 = 一定(摩擦・空気抵抗なし)
エネルギーの変換落下で位置→運動、上昇で運動→位置
振り子最高点=位置エネルギー最大・運動0、最低点=位置エネルギー最小・運動最大
ジェットコースター摩擦・空気抵抗を無視すれば、出発と同じ高さに戻れる
摩擦があるとき熱や音に変わるが、全エネルギーは保存
位置エネルギーの基準基準(机の上・地面など)を決めて測る。変化量が意味を持つ
変換効率変換効率 = 取り出せたエネルギー ÷ 入れたエネルギー × 100
エネルギーの単位ジュール(J)。仕事と同じ単位

遺伝の規則性(メンデルの法則)

項目内容
遺伝子・DNA遺伝子は染色体上にある「設計図」。その正体はDNA(デオキシリボ核酸)
形質遺伝子により現れる特徴(種子の形、花の色、目の色など)
メンデルの実験エンドウで純系(じゅんけい)の丸い種子 × しわの種子を交配し、子・孫の形質比を調べた
遺伝子型AA・Aa・aa の3通り
表現型AA=Aa は同じ(顕性〈けんせい〉)、aa は潜性(せんせい)
顕性(けんせい)・潜性(せんせい)両親が違う遺伝子のとき、子に現れる方が顕性、現れない方が潜性
分離の法則対(つい)の遺伝子は生殖細胞(せいしょくさいぼう)で1個ずつに分かれる
子(F₁)純系(じゅんけい)どうし(AA×aa)→ すべて雑種(ざっしゅ)Aa
孫(F₂)Aa×Aa → 表現型 丸:しわ = 3:1
F₂の遺伝子型の比AA:Aa:aa = 1:2:1
Aa×aa の交配Aa:aa = 1:1 → 丸:しわ = 1:1
用語の変更2017年に日本遺伝学会が提言、以後の教科書で 優性→顕性、劣性→潜性 が採用

覚え方・ポイント

  • 計算では単位をそろえるのが鉄則。距離m・時間sなら速さはm/s。km/hとm/sは÷3.6・×3.6でセットにして相互に換算する。
  • 平均の速さは、前半と後半の速さを単純に平均してはいけない。必ず全体の距離÷全体の時間で求めること。
  • 仕事の原理:動滑車・斜面・てこなどの道具を使っても仕事の量は変わらない。力が小さくなる分だけ動かす距離が長くなる。定滑車は力の向きを変える道具。
  • 遺伝の用語:顕性(けんせい)は「すぐれている」、潜性(せんせい)は「劣っている」という意味ではない。親に見えない潜性形質でも、遺伝子として子に伝わることがある。純系(じゅんけい)は同じ遺伝子がそろった系統、雑種(ざっしゅ)は違う遺伝子(Aa)を持つもの。
  • F₂の3:1は大量の個体で成り立つ確率的な目安。少数ではぴったり分かれないが、多く観察するほど3:1に近づく(大数の法則)。

関連する解説ページ

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(中学理科)の核となる事実を、資料・年表として整理。
  • 最終更新:2026-07-07