「現在形」と「過去形」の違い
現在I play tennis. ── 私はテニスをする(いつものこと)
過去I played tennis. ── 私はテニスをした(過去にしたこと)
規則動詞 ── 終わりに -ed をつける
多くの一般動詞は、終わりに -ed をつければ過去形になります。これを 規則動詞(きそくどうし)と呼びます。
①普通:そのまま -ed ── play → played、watch → watched、talk → talked
②e で終わる:-d だけ ── like → liked、live → lived、use → used
③子音 + y:y を i に変えて -ed ── study → studied、try → tried
④短い母音 + 子音:子音を重ねて -ed ── stop → stopped、plan → planned
- 子音を重ねるのは、1音節の語、または最後の音節にアクセントがある語のとき。
- アクセントのない語尾では重ねない ── visit → visited(visittedとしない)、open → opened(openned としない)。visit・open はどちらも最初の音節にアクセントがあり、最後の音節にはアクセントがないため。
例文
- I played soccer yesterday. ── 私は昨日サッカーをした。
- I watched TV last night. ── 私は昨夜テレビを見た。
- I liked the book. ── 私はその本が気に入った。
- I studied English. ── 私は英語を勉強した。
- I enjoyed swimming. ── 私は水泳を楽しんだ。
不規則動詞 ── 形がガラッと変わる
もう一つのグループが 不規則動詞(ふきそくどうし)。-ed のルールに当てはまらず、形が独自に変化します。中1で覚えるべき主なものを表にまとめます。
| 現在形 | 過去形 | 意味 |
|---|---|---|
| go | went | 行く |
| see | saw | 見る |
| eat | ate | 食べる |
| have | had | 持つ/食べる |
| get | got | 手に入れる |
| make | made | 作る |
| take | took | 取る/(写真を)撮る |
| come | came | 来る |
| read | read(発音はレッド) | 読む |
| do | did | する |
日常で よく使う動詞ほど不規則。「使うから不規則のまま残った」と考えると覚えやすい。
例文
- I went to Kyoto last week. ── 私は先週京都に行った。
- I saw a movie yesterday. ── 私は昨日映画を見た。
- I ate sushi for lunch. ── 私は昼食にすしを食べた。
- I had a great time. ── 私はすばらしい時を過ごした。
- I took many pictures. ── 私はたくさん写真を撮った。
過去形と一緒によく使う言葉(時間を表す副詞)
過去のことを話すとき、よく一緒に使われる「時間の言葉」を覚えておくと便利。
①yesterday(昨日)── I played soccer yesterday.
②last 〜(この前の〜)── last week, last night, last month, last year
③〜 ago(〜前)── two days ago(2日前), three years ago(3年前)
④this morning(今朝)── 朝のうちは現在、昼以降は過去になる
中1段階では「肯定文」が中心
Lesson 4 の段階では、過去形は 「〜した」という肯定文がメイン。否定文(didn't)と疑問文(Did you ...?)は Lesson 7 で本格的に扱います。
- 現在形では He plays(s をつける)が必要だった。
- でも過去形では He played。主語が誰でも過去形は同じ形。
- 例:I went / You went / He went / She went / They went ── 全部 went。
練習問題
英語で使えるようにする練習
この単元は、説明を読んで終わりにすると定着しません。次の型を、主語・時・目的語を入れ替えながら声に出してください。
I played tennis yesterday.
She went to Kyoto.
We enjoyed the festival.
- yesterday など過去の時を見たら過去形を考える。
- go は goed ではなく went。
- 否定・疑問では did を使い、動詞は原形に戻す。
この章でつまずきやすいところ
過去形は「-ed をつけるだけ」と覚えると、語尾の処理(y→i、子音重ね)でつまずきます。規則動詞の -ed の4パターンと、時を表す言葉(yesterday / last 〜 / 〜 ago)とのセットを整理しましょう。
規則動詞に -ed をつけるとき、語尾でつまずく
- つまずく場面:本文の「I walk to school every day.」を昨日の話に書きかえる問題で、walked と書けばよいのか自信が持てず手が止まる場面。play や watch も同じく、そのまま -ed をつけてよいのか迷う。
- 克服のコツ:見分け方の順番は、(1) 動詞の語尾2〜3文字を見る → (2) 普通はそのまま -ed をつける → (3) 語尾によって処理が変わるパターンだけ別扱い。まずは「walk → walked」「play → played」「watch → watched」のように、そのまま -ed をつける基本形を確実にしてから例外を覚えると迷いません。
- ミニ例:walk → walked/ play → played/ watch → watched。「I walked to school yesterday.」
study に -ed をそのままつけてしまう
- つまずく場面:「I studied English this morning.」を見て、自分なら studyed と書きそう…と気づき手が止まる場面。stop も同じく stoped でいいのか stopped なのか迷う。
- 克服のコツ:規則動詞のつけ方は語尾で見分ける。(1) 普通はそのまま -ed(played) (2) e で終われば -d だけ(liked) (3) 子音 + y は y を i に変えて -ed(studied, tried) (4) 1音節で、最後が〈母音1字+子音1字〉のときは子音を重ねて -ed(stopped, planned, dropped)。〈母音2字+子音〉や〈子音+子音〉は重ねません(rained, helped)。語尾2〜3文字を見てから書き始めましょう。
- ミニ例:study → studied(studyedではない)/ stop → stopped(stopedではない)/ like → liked/ rain → rained(rainnedではない)。
She に合わせて -s をつけたくなる
- つまずく場面:「She played tennis after school.」の問題で、現在形の He plays に -s がついた記憶が残り、「She playeds」「He watcheds」と書きそうになる場面。主語が he/she だと何かを変えなきゃ、と手が動いてしまう。
- 克服のコツ:位置関係で整理すると、三単現の -s は 現在形だけ のルールです。過去形では 主語が誰でも形は同じ。I played / You played / He played / She played / They played。「過去形か現在形か」を先に決めれば、-s をつけるかどうかは自動で決まります。
- ミニ例:現在形:He plays tennis./過去形:He played tennis.(×playeds)/ She watched TV.(×watcheds)
yesterday や last night を見落として現在形のまま訳してしまう
- つまずく場面:教科書本文の「I watched TV last night.」を読んでいて、watched の -ed に気づかず「テレビを見る」と現在の話として訳しそうになる場面。「I play soccer. に yesterday を加えて書きかえなさい」の問題でも、yesterday だけ文末に足して「I play soccer yesterday.」と書きそうになる。
- 克服のコツ:時系列で整理すると、英語は時の言葉を先にチェックして動詞の形を決めるのがコツ。yesterday / last 〜 / 〜 ago が出てきたら必ず過去形。文を作るときも (1) 時、(2) 主語、(3) 動詞の順で確認すると、現在形のまま書くミスを防げます。
- ミニ例:× I play soccer yesterday./○ I played soccer yesterday. / ○ I watched TV last night.
- play
- study
- like
- stop
- go
- see
- eat
- have
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(1) played(規則)
(2) studied(y を i に変えて -ed)
(3) liked(e で終わるので -d だけ)
(4) stopped(p を重ねて -ed)
(5) went(不規則)
(6) saw(不規則)
(7) ate(不規則)
(8) had(不規則)
- I (play) soccer yesterday.
- I (go) to Tokyo last week.
- I (study) English this morning.
- She (eat) lunch at school.
- We (see) a movie last night.
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(1) played ── I played soccer yesterday.
(2) went ── I went to Tokyo last week.
(3) studied ── I studied English this morning.
(4) ate ── She ate lunch at school.
(5) saw ── We saw a movie last night.
- 私は昨日テニスをしました。 ── ( played / yesterday / I / tennis ).
- 私は先週京都へ行きました。 ── ( went / last / I / to / Kyoto / week ).
- 私は昨夜映画を見ました。 ── ( a movie / saw / last / I / night ).
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(1) I played tennis yesterday.
(2) I went to Kyoto last week.
(3) I saw a movie last night.
- I play soccer. (yesterday を加えて)
- I study English. (last night を加えて)
- I go to school. (yesterday を加えて)
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(1) I played soccer yesterday.
(2) I studied English last night.
(3) I went to school yesterday.
- 私は昨日テニスをしました。
- 彼女は京都へ行きました。
- 私たちは祭りを楽しみました。
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(1) I played tennis yesterday.
(2) She went to Kyoto.
(3) We enjoyed the festival.
まとめ
- 過去のことを話すときは 動詞を過去形に変える。
- 規則動詞:終わりに -ed。例 play → played, study → studied, like → liked, stop → stopped。
- 不規則動詞:形がガラッと変わる。例 go → went, see → saw, eat → ate, have → had。
- 過去形は 主語が誰でも同じ形。He played / She went など。
- よく一緒に使う時の言葉:yesterday, last week, two days ago など。
- 中1の Lesson 4 では肯定文が中心。否定文・疑問文は Lesson 7 で本格化。
もっと知る ── 発展・実生活(出典つき)
※ 教科書の内容に、信頼できる出典をもとにした発展・実生活・時事の話題を補足しています(教科書そのものではありません)。
「不規則動詞」はもともと多数派だった発展
ハーバード大学の研究チームは、過去1200年の英語を調べ、約1200年前には不規則動詞が177個あったのに、現代英語では98個まで減ったと報告しています。help・walk・work などは、昔は不規則でしたが、今は -ed をつける規則動詞に変わりました。
よく使う動詞ほど不規則のまま残る発展
同じ研究によると、不規則動詞が規則化(-ed化)する速さは、使う頻度の平方根に反比例します。つまり、めったに使わない動詞ほど早く規則化し、be や think のようによく使う動詞は半減期がそれぞれ約38,800年・約14,400年と非常に長く、ほぼずっと不規則のまま残ると予測されています。
次に「規則動詞」になりそうな単語発展
ハーバード大学の研究では、今後500年で98個の不規則動詞のうち約15個が規則化すると見積もっています。次に規則化しそうな語として wed(結婚させる)が挙げられ、いずれ wed の過去形が wedded だけになる未来が予測されています。言葉も少しずつ変化し続けているのです。
-ed の読み方は3通りある実生活
規則動詞の -ed は、つづりは同じでも発音が3通りに分かれます。played や lived のように有声音の後では /d/、watched や liked のように無声音の後では /t/、wanted や needed のように t・d で終わる語の後では /ɪd/(イド)と読みます。声に出すときは語尾の音にも注意しましょう。
中1で習う過去形は会話の主役実生活
数のうえでは不規則動詞は英語の動詞のごく一部ですが、be・have・do・go・see など、毎日の会話で何度も使う動詞ほど不規則です。だから go→went や see→saw を覚えておくと、過去の出来事を話すときにすぐ役立ち、英語での会話がぐっと広がります。
