開国と幕末の動乱(1853〜1869年)
| 年 | できごと | ポイント |
|---|---|---|
| 1853年 | ペリーが浦賀に来航 | 4隻の黒船。開国・寄港地・漂流民保護を要求 |
| 1854年 | 日米和親条約 | 下田・函館を開港。補給と保護が中心で貿易はまだ |
| 1854〜55年 | イギリス・ロシア・オランダとも和親条約 | 200年あまり続いた鎖国体制が事実上終了 |
| 1858年 | 日米修好通商条約 | 貿易開始。領事裁判権など不平等な内容 |
| 1864年 | 禁門の変 | 長州が京都で薩摩・会津に敗れる |
| 1866年 | 薩長同盟 | 坂本龍馬の仲介で薩摩と長州が同盟。倒幕へ |
| 1867年10月 | 大政奉還 | 15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上 |
| 1867年12月 | 王政復古の大号令 | 天皇中心の新政府樹立を宣言。慶喜を排除 |
| 1868年1月 | 鳥羽・伏見の戦い | 戊辰戦争が始まる。新政府軍が勝利 |
| 1868年3月 | 五箇条の御誓文 | 新政府の基本方針。会議で決め、世界に学ぶ |
| 1868年4月 | 江戸城の無血開城 | 西郷隆盛と勝海舟の会談で戦火を回避 |
| 1869年5月 | 戊辰戦争の終結 | 函館の五稜郭で旧幕府軍が降伏 |
明治の国づくり(1869〜1890年)
| 年 | できごと | ポイント |
|---|---|---|
| 1869年 | 版籍奉還 | 大名が土地と人民を朝廷に返上。支配は継続 |
| 1871年 | 廃藩置県 | 藩を廃止し府県を設置。中央集権の決定的な一歩 |
| 1873年 | 徴兵令 | 近代的な国民軍づくりの出発点 |
| 1876年 | 秩禄処分・廃刀令 | 士族は給料も刀も失い、武士身分が実質消滅 |
| 1877年 | 西南戦争 | 西郷隆盛をかついだ最大の士族反乱。武力抵抗の終わり |
| 1881年 | 国会開設の勅諭 | 10年後の国会開設を約束。憲法準備が始まる |
| 1885年 | 内閣制度の創設 | 初代内閣総理大臣は伊藤博文 |
| 1889年 | 大日本帝国憲法発布 | 2月11日。天皇主権の欽定憲法(きんてい)。アジア初の本格的な近代憲法 |
| 1890年 | 第1回帝国議会・教育勅語 | 有権者は人口の約1.1%。教育の基本方針も発布 |
二つの戦争と条約改正(1875〜1911年)
| 年 | できごと | ポイント |
|---|---|---|
| 1875年 | 江華島事件 | 日本が朝鮮を挑発し衝突 |
| 1876年 | 日朝修好条規 | 朝鮮に不平等条約を押しつけ開国させる |
| 1894年 | 甲午農民戦争→日清戦争開戦 | 朝鮮の反乱をきっかけに日清両軍が出兵 |
| 1894年 | 領事裁判権の撤廃 | 陸奥宗光。条約改正の第一歩 |
| 1895年4月 | 下関条約 | 朝鮮の独立承認、遼東半島(りょうとうはんとう)・台湾割譲、賠償金2億両 |
| 1895年4月 | 三国干渉 | 露・仏・独が遼東半島の返還を要求。「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」 |
| 1900年 | 義和団事件 | 8か国連合軍が出兵。ロシアが満州に居座る |
| 1901年 | 八幡製鉄所の操業開始 | 日清戦争の賠償金で建設。鉄鋼業の基礎 |
| 1902年 | 日英同盟 | ロシアの南下に対抗。日本の孤立を防ぐ |
| 1904年2月 | 日露戦争開戦 | 旅順のロシア艦隊を攻撃して開戦 |
| 1905年5月 | 日本海海戦 | 東郷平八郎がバルチック艦隊を撃破 |
| 1905年9月 | ポーツマス条約 | 米大統領の仲介。韓国の優越権・南樺太など。賠償金なし |
| 1905年9月 | 日比谷焼打ち事件 | 賠償金なしの講和に国民の不満が爆発 |
| 1910年 | 韓国併合 | 日本が韓国を植民地化 |
| 1911年 | 関税自主権の完全回復 | 小村寿太郎。不平等条約の改正が完了 |
覚え方・ポイント
- ペリー来航は1853年、翌1854年に日米和親条約、1858年に日米修好通商条約。「来航→和親→通商」の順番と4年ごとの流れをセットで覚えよう。
- 大政奉還(1867年10月)と王政復古の大号令(同年12月)はわずか2か月差。「徳川を残す」から「徳川を排除する」へ方針が急転した点が試験で問われやすい。
- 日清戦争は1894年、日露戦争は1904年開戦で、ちょうど10年差。三国干渉(1895年)→「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」→日英同盟(1902年)という因果でつなげると覚えやすい。
- 下関条約は賠償金2億両あり、ポーツマス条約は賠償金なし。この違いが日比谷焼打ち事件につながった。二つの講和条約は必ず比較して整理しよう。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(中学社会)の核となる事実を、資料・年表として整理。
- 最終更新:2026-07-07
