特定非営利活動法人デジタルこどもBASE(東京都大田区、理事長:漆谷智行、以下「同団体」)は、不登校や発達障害(グレーゾーンを含む)のお子さんと保護者のための高校選びのウェブサイト「不登校・発達障害の子の高校さがし」(以下「本サイト」)で、2026年11月7日、47都道府県すべての「くわしい版」がそろいました。
本サイトでは、都道府県ごとに、その都道府県の高校を「学校が公式に書いていること」から探せます。別室や居場所、通級による指導、授業・テストの配慮、休んだ日の学習、入学前の相談など、不登校や発達障害に関わる支えの記載を、学校・都道府県・国の公式資料で確かめて整理しています。掲載している高校は、47都道府県あわせてのべ6,301校です(複数の都道府県に拠点がある通信制高校は、それぞれの都道府県で数えています)。このうち、公式資料に不登校への支えの具体的な記載があった学校はのべ1,823校、発達障害への支えの具体的な記載があった学校はのべ1,744校でした(一つの学校が両方に数えられることがあります)。登録不要・無料で利用できます。
※不登校と発達障害の両方に数えられる学校があるため、2つの数は足せません。
都道府県別の掲載校数
2026年11月7日時点・のべ。都道府県名から、それぞれのページを開けます。
| 地方 | 都道府県(掲載校数) |
|---|---|
| 北海道・東北 911校 | 北海道 333 青森県 84 岩手県 101 宮城県 133 秋田県 71 山形県 77 福島県 112 |
| 関東 1,565校 | 茨城県 150 栃木県 99 群馬県 108 埼玉県 244 千葉県 236 東京都 456 神奈川県 272 |
| 中部 1,142校 | 新潟県 134 富山県 64 石川県 72 福井県 49 山梨県 67 長野県 146 岐阜県 119 静岡県 193 愛知県 298 |
| 近畿 1,015校 | 三重県 102 滋賀県 80 京都府 138 大阪府 312 兵庫県 246 奈良県 69 和歌山県 68 |
| 中国 496校 | 鳥取県 48 島根県 62 岡山県 120 広島県 179 山口県 87 |
| 四国 284校 | 徳島県 56 香川県 73 愛媛県 87 高知県 68 |
| 九州・沖縄 888校 | 福岡県 237 佐賀県 64 長崎県 103 熊本県 112 大分県 77 宮崎県 77 鹿児島県 118 沖縄県 100 |
| 合計 | 6,301校 |
※複数の都道府県に拠点がある通信制高校は、それぞれの都道府県で数えています。
背景
同団体には最近、不登校や発達障害のある中学生についての相談が増えています。どちらにも共通するのが、高校をどうするかという問題で、配慮のある高校を探すのが大変だという声が寄せられていました。本サイトは、こうした声をきっかけに作成したものです。同団体は2026年11月2日に、全国の相談先を地域ごとにまとめた「不登校・発達の相談先ガイド」も公開しています。
高校入試で欠席がどう扱われるか、試験でどんな配慮を受けられるか、不登校の経験がある生徒を受け入れる選抜があるかは、都道府県によって大きく異なります。たとえば、出願時に欠席の事情を説明する「自己申告書」を出せる県、調査書から出欠の記録欄をなくした県、長期欠席者を対象にした特別な選抜を設けている府県があります。こうした情報は、各都道府県の入試要項や学校ごとの資料に分かれて載っており、保護者が一つずつ探すのは容易ではありません。
概要
| 名称 | 不登校・発達障害の子の高校さがし |
|---|---|
| URL | https://digitalkodomo.jp/koukou/ |
| 対象 | 不登校や発達障害(グレーゾーンを含む)のお子さんと保護者 |
| 対象年度 | 2027年度(令和9年度)入学 |
| 収録 | 全国ページ(国の制度)と47都道府県のページ。掲載校はのべ6,301校 |
| 掲載内容 | 学校ごとの支えの記載(不登校・発達障害・別室・休んだ日の学習・相談など)、都道府県ごとの入試制度(欠席が多いときの扱い、試験の配慮など)、国の制度(通級による指導、合理的配慮、就学支援金・奨学給付金、高卒認定試験) |
| 利用料 | 無料・登録不要 |
特徴
- 学校が公式に書いていることから探せる都道府県を選ぶと、「不登校への支え」「発達障害への支え」などの大きな入口と、場所(市区町村)・全日制/定時制/通信制・公立/私立・支えの種類による絞り込みで学校を探せます。「朝がつらい(午後・夕方から通いたい)」「毎日は通えない」「教室に入りにくいときの別室・居場所」など、不登校や特性のある子の家庭が気にする条件から選べるようにしています。
- 都道府県ごとの入試制度をまとめて欠席が多いときの扱い、試験の配慮の申請、不登校の経験がある生徒を受け入れる高校など、都道府県ごとに違う入試制度を、各都道府県のページの冒頭と「入試と制度」の欄にまとめています。全国共通の国の制度は、全国ページにまとめています。
- 公式資料だけ・中立掲載するのは、学校・都道府県・国の公式資料で確かめた事実に限っています。民間の比較サイトなどは調べる手がかりにとどめ、公式資料で確かめられなかった情報は載せていません。偏差値や進学実績は載せず、特定の学校をすすめることもしていません。検索結果の並び順も、おすすめの順ではありません。
- 複数のAIエージェントが並行して調査し、別のAIが照合学校をおよそ9校ずつの組(東京都を除き643組)に分け、組ごとにAIエージェントが学校の公式資料を読んで整理し、原則として調べたAIとは別のAIが根拠の原文と突き合わせて確かめる流れで作成しました。引用が原文と一字一句同じかは、プログラムで自動検査しています。1回目の照合で直す点が見つかった312組(全体の約半数)は手直しのうえ2回目の照合を行い、記載の取りこぼしがないかの再調査も行っています。最大40組を並行して処理できる仕組みで、AIに頼んだ作業は延べ2,000回を超えます。使用したAIはClaude、Codex(OpenAI)、Gemini、Grokの4種類です。残った指摘の判断と公開前の最終確認は、同団体が定めた基準にもとづき、統括役のAIが行いました。公開前には本番のページを実際のブラウザで開き、全校の表示を確かめています。根拠として保存した公式資料の抜き書きは3万6,000件を超え、サイトに掲載した出典のリンクは重複を除いて1万2,900を超えます。AIの推論はクラウド上で行い、手元ではサーバー用CPU(Intel Xeon Gold 6252N)4コア・メモリ32GBのサーバー1台が、全体の指揮、公式サイトからの資料の取得、引用が根拠の原文と一字一句一致するかの自動検査を担いました(作業中のマシン全体のCPU使用率は最大98.8%)。
- 「書いていない」は「支えがない」ではない公式資料に記載が見つからない学校にも、支えがないとは限りません。記載があることも、支えが手厚いという意味ではありません。サイト内でもそのように明記し、実際に利用できるかは学校ごとに相談するよう案内しています。
今後の展開
一部の県では、令和9年度の募集要項が公表され次第、入試欄と自己申告書の細則を確かめ直します。また、2027年4月以降は、令和10年度入学に向けて全体の年度を更新する予定です。
※ サイトをつくった経緯は、理事長のコラム『全国6,301校。不登校・発達障害の子のための高校さがしができるまで』に書いています。
※ 掲載内容は各ページに記した確認日時点のものです。入試の制度や学校の支えは変わることがあります。出願の前に、必ず学校・都道府県の公式の資料で確かめてください。
団体概要
- 名称
- 特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
- 所在地
- 東京都大田区中央3-3-3
- 代表者
- 理事長 漆谷 智行
- 設立
- 2024年活動開始 / 2026年4月 NPO法人化
- 法人番号
- 5010805003266
- 事業内容
- 子どもへのパソコン・AI・プログラミング無償教育、PC配布、放課後ラボ・ふらっとラボ運営、学習サイト群の運営、認定検定の実施
- URL
- https://digitalkodomo.jp/
本リリースに関するお問い合わせ
特定非営利活動法人デジタルこどもBASE 広報担当
E-mail: admin@digitalkodomo.jp
高校さがし: https://digitalkodomo.jp/koukou/
相談先ガイド: https://digitalkodomo.jp/futoko/
団体サイト: https://digitalkodomo.jp/
