保護者の方へお子さんが学校に行きしぶったり、休みが続いたりしているときに
東京都小笠原村にお住まいの方向け
不登校・発達の相談先ガイド
小笠原村の相談窓口や、発達の相談先を、村や東京都が公表している情報から、いまの状況で引けるように並べました。島の村なので、載せているのは村のページで確かめられたことだけで、短くなっています。
どこに相談すればいいか、迷ったときに。
- まず電話するなら
- 小笠原村 村民課 福祉係(子供家庭支援センター・父島字西町)04998-2-3939(平日(土日祝日を除く)8時〜17時15分。妊娠期も含め、子どもと子育て家庭に関する相談を総合的に受け、内容に応じて医療機関や東京都の児童相談センターなどの関係機関と連携して支援する、と村は案内しています。学校のことは、まず在籍校へ)
- このページの情報
- 小笠原村・東京都の公表資料項目ごとに出典を付けています
- 確認日
- 2026年10月30日次の見直しは2027年4月下旬
学校を通さず、保護者から直接相談できる窓口もあります。どこから始めてもかまいません。
東京都で共通東京都の支援も見るフリースクール等の助成(月2万円まで)、24時間の電話相談、子ども向けLINE、チャレンジスクール、受験の無利子貸付、発達の相談(こどもTOSCA)など東京都のページへ →01
まず、だれに相談する?
どこから始めてもかまいません。学校に話しにくいときは、学校の外の窓口から相談できます。
学校の先生
村立の学校は、父島に小笠原小学校と小笠原中学校、母島に小・中学校の9年間をまとめて行う義務教育学校の母島小中学校があります。スクールカウンセラーの配置や相談日は、村のページには書かれていないので、在籍校に確認してください。
小笠原小学校 04998-2-2012
小笠原中学校 04998-2-2502
母島小中学校 04998-3-2181
学校を通さず相談できる
小笠原村子供家庭支援センター・子育て世帯包括支援センター(村民課 福祉係)
村内に住んでいる、または村内の学校に通う18歳未満の子どもと保護者
妊娠期も含め、子どもと子育て家庭に関する相談を総合的に受け付け、内容に応じて、医療機関や児童相談センターなどの関係機関と連携して支援などを行う村の窓口です。村役場の福祉係の中に設けられています。村の計画(令和7年3月)には、不適切な養育状態のある児童、不登校の児童、家庭以外に居場所がない児童について、福祉係の保健師が中心となり、関係機関と連携しながら訪問指導などを行っているとの記載があります。電話以外の相談方法(メール・訪問など)は、村のページには書かれていません。
04998-2-3939
平日8時〜17時15分(土日祝日を除く)/父島字西町 小笠原村役場
教育課(教育係)
児童・生徒の就学事務、村立学校の学級編制、就学援助、児童生徒の指導や進路指導に関することなどを担当する村教育委員会の窓口です。就学校の指定変更の案内も、村のページにあります。村のページでは、教育相談室や教育支援センターの案内は確認できませんでした(2026年10月30日時点)。
04998-2-3117
平日8時〜17時15分(土日祝日を除く)
東京都の電話・LINE相談(24時間の教育相談、相談ほっとLINE、ギュッとチャット、親子のための相談LINEなど)は、東京都の支援にまとめています。スクールソーシャルワーカーの案内は、村のページでは確認できませんでした(2026年10月30日時点)。
出典:学校教育、子育て支援、各課の電話番号、第3期子ども・子育て支援事業計画(令和7年3月・PDF)、小笠原村 子育て支援(村役場の代表電話の記載)、教育課/確認日 2026-10-30
02
お子さんが自分で相談できる窓口
親や先生には話しにくいことも、お子さんが自分だけで相談できる窓口です。番号を伝えたり、子ども向けページを見せたりしてください。
子ども向けページだれかに話したいときにお子さんに直接語りかける言葉で、相談先だけをまとめたページです。お子さんに見せたり、URLを送ったりしてください。ページを開く →子供家庭支援センター(村民課 福祉係)
子どもと子育て家庭に関する相談を受ける村の窓口です。子ども本人からの相談を受けるかどうかは、村のページには書かれていません。まず電話で確かめてください。
04998-2-3939
平日8時〜17時15分(土日祝日を除く)
24時間の電話(こどもSOSダイヤル・東京都教育相談センター)や、LINE・チャットの相談は、東京都の支援と、このページ下の「いますぐ相談したいとき」にあります。村のページで、ヤングケアラーの相談窓口や子ども本人専用の電話は確認できませんでした(2026年10月30日時点)。
03
学校以外で過ごせる場所
小笠原村のページでは、不登校の子どもが日中に使える教育支援センターなどの案内は確認できませんでした。
教育支援センター(適応指導教室)・校内の別室・学びの多様化学校:村のページでは、案内は確認できませんでした(2026年10月30日時点)。在籍校か教育課に確認してください。
オンラインの居場所(VLP):村のページでは案内を確認できませんでした(2026年10月30日時点)。東京都の取り組みは、東京都の支援を見てください。
障害のある子どもの居場所:村の障害福祉計画の「村にて利用可能な事業」に、「通年障害児学童」「居場所づくり事業」「リモート療育の補助」「親の会」などが載っています。不登校の子どもが使えるか、利用の条件や時間は、福祉係に確認してください。
子どもの居場所:不登校の児童や家庭以外に居場所がない児童には、村民課福祉係の保健師が関係機関と連携して訪問指導を行っている、と村の計画に書かれています。また、同じ計画では、児童育成拠点事業(家庭や学校に居場所のない児童の居場所づくり)は、施設及び支援員の確保が困難なため実施に至っていないとされています。
民間のフリースクール・居場所
村内の民間のフリースクールや居場所の有無は、村のページでは確認できませんでした。島外やオンラインのものを使う場合は、特色や費用がそれぞれ違うので、見学や体験(オンラインを含む)で、お子さんが「ここなら」と思えるかがいちばん大切です。
家からパソコンやタブレットで参加する、オンラインのフリースクールもあります。東京都の助成は通う施設が対象で、オンラインだけのコースは助成の対象外です(通うことを前提に、補助的にオンラインを使うコースは対象)。出席扱いになるかどうかは、「出席扱い」の章の「自宅でのICT学習」の条件にそって、在籍校の校長が判断します。
このページでは、個別の施設の紹介や比較はしていません。民間の施設は、東京都の「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」の「民間支援」で地域から探せます。
見学のときに確かめておくと安心なこと
- 入会金・月謝などの費用が、はっきり示されているか
- 入る前に面談があり、子どもの状況を聞いてくれるか
- どんな過ごし方・学び方をするのか、事前に説明があるか
- 子どもの様子を、保護者に定期的に伝えてくれるか
- 在籍校と連絡を取りあってくれるか(出席扱いや東京都の助成に関わります)
国の通知(民間施設での相談・指導の出席扱いの要件)をもとにしています。
出典:第3期子ども・子育て支援事業計画(令和7年3月・PDF)、子育て支援、小笠原村障害福祉計画【第7期】・障害児福祉計画【第3期】(PDF)、学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けている場合の出欠の取扱い(別記1)、東京都フリースクール等利用料助成金 よくあるご質問/確認日 2026-10-30
04
「出席扱い」になる?
学校に行けていない日でも、条件を満たせば、在籍校で「出席」として扱われることがあります。最終的に決めるのは在籍校の校長です。まず在籍校に相談してください。
民間の施設(フリースクール等)
国の通知では、保護者と学校が十分に連携していること、施設に通っていること、学校への復帰に限らず社会的な自立を目指す支援であることなどの要件を満たすと、校長の判断で出席扱いにできるとされています。小笠原村独自の出席扱いのガイドラインは、村のページでは確認できませんでした。
自宅でのICT学習
国の通知では、保護者と学校が十分に連携していること、訪問などによる対面の指導が適切に行われることなどの要件を満たすと、校長の判断で出席扱いにできるとされています。
出席扱いの日も、国の調査では欠席日数に含めて数えられ、条件を満たせば「不登校」として数えられます(文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」用語の解説)。
出典:学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けている場合の出欠の取扱い(別記1)、自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合の出欠の取扱い(別記2)/確認日 2026-10-30
05
フリースクール等の費用の助成
小笠原村のページでは、フリースクール等の利用料への村独自の助成・上乗せの案内は確認できませんでした(2026年10月30日時点)。東京都の助成(月2万円まで)は、都内に住む不登校の小・中学生が、要件を満たす民間のフリースクール等に日中通所する場合に、その利用料を負担する保護者等が対象で、住所のほかにも要件があります(小笠原村に住む方も、住所の要件の対象地域です)。
申請の流れ・期限・在籍校への報告などは、東京都の支援「フリースクール等の利用料の助成」にまとめています。
出典:東京都フリースクール等利用料助成金 よくあるご質問、東京都フリースクール等利用料助成金 事業概要/確認日 2026-10-30
06
発達のこと・特性のこと
不登校の背景に、発達の特性や、読み書きなどの学び方の困りごとがあることもあります。診断がなくても相談できる窓口があります。
島で受けられる相談
小笠原村公認心理師による子育て相談
公認心理師が年に2回来島し、子育ての個別相談に応じます。就学前のお子さんのくせやしつけ、いじめ、友達関係、発達障害などの相談を受けています。来島の日程・申込み方法は村のページには書かれていないので、福祉係に確認してください。
村民課 福祉係 04998-2-3939
子育て支援(村) →児童相談センター巡回相談(小笠原地区)
東京都児童相談センターの医師や児童心理司が来島し、児童の健康に関する相談に応じます。18歳までの愛の手帳取得のための相談・検査も行います。日程・申込み方法は村のページには書かれていないので、福祉係に確認してください。
村民課 福祉係 04998-2-3939
子育て支援(村) →障がい福祉の相談(障害者手帳・自立支援医療・難病など)
障害者手帳の交付申請、自立支援医療受給者証の交付申請、難病などの申請を、村民課福祉係が受け付けています。障害児通所支援について、村の障害児福祉計画(第3期)は、「超遠隔離島という地理的条件等により、各法律体系に準じたサービス運営、専門職の継続的な確保等は困難」として、児童発達支援センターの村内設置は困難と書き、関係機関が本土の事業所と連携して支援できる仕組みを検討するとしています。村のページでは、村内の放課後等デイサービスの事業所の案内や、障害児通所支援の利用者負担についての村独自の軽減は確認できませんでした。なお、障害児を含む、村内で治療が困難な人が村外の医療機関にかかるときの渡航経費の一部を助成する「小笠原村医療支援サービス」が、村の計画に載っています。利用を考えるときは、福祉係に相談してください。
村民課 福祉係 04998-2-3939
平日8時〜17時15分
本村で利用できる障害児の支援(村の障害福祉計画)
村の障害福祉計画(第7期)・障害児福祉計画(第3期)には、本村で利用できる事業として、「療育体制整備相談事業」「東京都心身障害者福祉センター巡回相談」「障害児保育の実施」「通年障害児学童」「リモート療育の補助」「親子教室」「親の会」「専門職来島時の保育園支援」などが載っています。同じ計画は、超遠隔離島という地理的条件のため、児童発達支援センターの村内設置は困難とし、関係機関が本土の事業所と連携して支援できる仕組みを検討するとしています。実際に利用できるかは、福祉係に確認してください。
村民課 福祉係 04998-2-3939
小笠原村障害福祉計画・障害児福祉計画(村・PDF) →就学・学級編制・進路指導(教育課)
村教育委員会は、児童・生徒の就学事務、村立学校の学級編制、児童生徒の指導や進路指導に関することを担当しています。特別支援学級・通級(特別支援教室)や就学相談の案内ページは、村のページでは確認できませんでした(2026年10月30日時点)。在籍校か教育課に確認してください。
教育課 04998-2-3117
教育課(村) →東京都の発達の相談(こどもTOSCA)や、都の「保護者向け発達障害デジタルブック」は、東京都の支援にあります。ペアレント・トレーニングは、村のページでは確認できませんでした(2026年10月30日時点)。
出典:子育て支援、各課の電話番号、障がい、小笠原村障害福祉計画【第7期】・障害児福祉計画【第3期】(PDF)、教育課/確認日 2026-10-30
07
家庭のこと・生活のことも相談したい
不登校の背景に、家庭の事情や子育ての悩み、生活の困りごとがからんでいることもあります。家庭のことも相談できます。
子供家庭支援センター・子育て世帯包括支援センター(村民課 福祉係)
妊娠期から、子どもと子育て家庭に関する相談を受け付ける村の窓口です。乳児家庭全戸訪問、乳幼児健診、育児学級なども村民課が行っています。
| 子どもと家庭の相談 | 04998-2-3939 |
|---|
平日8時〜17時15分(土日祝日を除く)。父島字西町 小笠原村役場
子育て支援(村) →東京都児童相談センター
原則18歳未満の子どもに関する相談や通告を受ける都の機関です。小笠原村は、新宿区北新宿にある児童相談センターが担当しています(都福祉局の児童相談所一覧の担当地域に、小笠原村・八丈町・青ヶ島村・御蔵島村などが載っています)。来所する場合は、あらかじめ予約するとよいと都は案内しています。島では巡回相談も行われます(上の「発達のこと」を参照)。
03-5937-2317
月〜金 9〜17時。新宿区北新宿4-6-1(東京都子供家庭総合センター内)。全国共通の児童相談所相談専用ダイヤル 0120-189-783(無料。最寄りの児童相談所につながります)でも相談できます。虐待の通告は 189
民生委員・児童委員:村民課福祉係が、民生児童委員協議会などの事務を行っています(村のページ)。問い合わせは福祉係(04998-2-3939)へ。生活困窮の相談:東京都の一覧(令和7年8月1日時点)では、小笠原村の自立相談支援機関は東京都小笠原支庁 総務課 行政担当(04998-2-3230・月〜金曜8時〜17時15分・父島字西町)です。
出典:子育て支援、各課の電話番号、児童相談センター、児童相談所一覧、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」・相談専用ダイヤル、児童相談所虐待対応ダイヤル189、村民課、令和7年度 自立相談支援機関 問い合わせ先等一覧(令和7年8月1日時点・PDF)/確認日 2026-10-30
08
中学卒業後のこと
受験生チャレンジ支援貸付(村民課 福祉係が申請窓口)
東京都社会福祉協議会が実施する、中学3年生・高校3年生(またはこれに準じる方)の受験に向けた学習塾代・受験料などの無利子の貸付で、高校・大学等に入学すると返済が免除される制度です(都福祉局)。村のページは、船代・滞在費も対象で、いずれも限度額・所得制限があると案内しています。村民課福祉係が申請窓口です。島で対象になる費用の細かい条件は、福祉係に確認してください。
村民課 福祉係 04998-2-3939
村のページでは、若者・ひきこもりの相談窓口は確認できませんでした(2026年10月30日時点)。夜間中学、都立のチャレンジスクール・エンカレッジスクール、東京都ひきこもりサポートネットなどは、東京都の支援にあります。
出典:子育て支援、各課の電話番号、受験生チャレンジ支援貸付事業/確認日 2026-10-30
いますぐ相談したいとき
お子さんの命や安全に関わる心配があるときは、すぐに相談してください。
子どもへの虐待が心配なときは、児童相談所虐待対応ダイヤル 189。
保護者の方に読んでほしい本
マンガでわかる! 学校に行かない子どもが見ている世界
昼夜逆転、ゲーム、ひきこもりなど、「学校に行かない子のあるある」を、親から見た姿と子どもから見た世界の両方からマンガで描いた本です。学校との関わり方や、保護者へのアドバイス、元不登校の子や親へのインタビューも入っています。著者は、不登校の子どもたちと約40年関わってきた、認定NPO法人フリースペースたまりばの理事長です。
当法人の理事長が読んで、とてもよかった本です。
出版社(KADOKAWA)の紹介ページ →出典:KADOKAWA 商品ページ、認定NPO法人フリースペースたまりば 役員紹介/確認日 2026-10-30
このページをつくった理由
学校に行きづらいお子さんのことで悩んでいる保護者の方へ。
デジタルこどもBASEでは、放課後ラボやふらっとラボで、不登校のお子さんや保護者の方と多く出会ってきました。そのなかで、学校を通さずに相談できる窓口があることを、ご存じない方にもお会いしました。
どの地域にも、相談できる窓口や過ごせる場所があります。ただ、情報があちこちに分かれていて、見つけにくいのも事実です。このページは、それを一か所にまとめたものです。
どこから相談してもかまいません。このページが、最初の一歩の手がかりになればうれしいです。
特定非営利活動法人デジタルこどもBASE 理事長 漆谷 智行
当法人の居場所(大田区)
このページをつくったデジタルこどもBASEが、大田区で開いている居場所です。各地域の窓口や場所とは別に、運営者の活動としてご案内します。
学校に行きづらい子・特性のある子の保護者の方へデジタルこどもBASE 子どもの居場所放課後ラボとふらっとラボのご案内と、保護者の方からいただいた声をまとめました。参加は無料です。くわしく見る →
当法人のブログから
不登校の子どもとデジタルの学び、子どもの居場所について、デジタルこどもBASEが書いてきた記事です。
不登校とデジタルの学び
子どもを信じて待つために
出典と確認日
当法人は区や都の機関ではありません。制度の最終的な判断や最新の内容は、各窓口でご確認ください。東京都の公式サイト「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ(小笠原村)」もあわせてご覧ください。
情報の誤りや変更にお気づきの方は、お問い合わせからお知らせください。